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相互比較分析

日本分析センターは、分析精度管理の一環として都道府県における環境放射能測定結果および原子力施設立地道府県における環境放射線モニタリング結果の信頼性を確認するため、相互比較分析(いわゆるクロスチェック)を行っています。

都道府県の分析機関との相互比較分析

各分析機関が採取した試料を日本分析センターと各分析機関がそれぞれ分析を行う「試料分割法」と、日本分析センターが調製した分析比較試料の分析を各分析機関で行う「標準試料法」の2方法により、相互比較分析を行っています。
なお、相互比較分析結果は検討評価後、各分析機関へ報告を行っています。

●放射能分析確認調査実施概要図● 

試料分割法標準試料法

相互比較分析の実施項目

(1)放射性核種・元素分析

「試料分割法」と「標準試料法」の2方法により、ガンマ線スペクトロメトリー、放射化学分析(14C、60Co、90Sr、Ra、U、Pu)、トリチウム分析、フッ素分析について相互比較を行っています。

標準試料のゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトル
標準試料のゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトル

(2)積算線量測定

分析機関の測定ポイントにおいて、日本分析センターの積算線量計を設置し、測定値を比較する「分割法」、日本分析センターが放射線照射を行った積算線量計を道府県が測定し、照射線量と測定値を比較する「標準照射法」を実施しています。

TLD照射装置
TLD照射装置

(3)連続モニタによる環境ガンマ線量率測定

日本分析センターの検出器を各分析機関のモニタリングステーション内の検出器近傍に設置して線量率を同時測定する「低線量率比較法」と、日本分析センターのガンマ線源およびエックス線発生装置で各分析機関の検出器に照射して線量率を測定する「高線量率比較法」の2方法により、相互比較を行っています。

野外でのエックス線発生装置を用いた線量率測定
野外でのエックス線発生装置を用いた線量率測定