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海水:海水中の放射能の測定例

海水中の放射能の測定例として、茨城県で1970年から2005年までに測定された海水中の放射能の経年変化を下図に示します。これは原子力規制庁のホームページ「環境放射線データベース」を使って、コバルト60、ストロンチウム90およびセシウム137の測定データを検索し、図にしたものです。

茨城県における海水中の各核種の経年変化

コバルト60

コバルト60は検出されていません。これはこの海域で原子力施設の水が漏れ出すような事故がなかったためです。

セシウム137

核爆発実験が行われていた1970年代は高い測定値となっていますが、1970年から2005年の間に濃度は約5分の1に減少しています。

ストロンチウム90

セシウム137と同じく核分裂で生成される核種です。セシウム137と同じ傾向を示しています。