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補足説明:(4)GM計数管

1928年にガイガーとミュラーが作った放射線測定器。ガイガーカウンタまたはGMカウンタともいいます。円筒電極の中に細い中心電極を張った二極管に、アルゴン、ヘリウム等の不活性気体と少量のアルコールまたはハロゲンガスを封入した簡単な構造。両極間に高電圧をかけておくと、放射線が管内に入射したときに、生成したイオンが引き金になって放電が起きるので、その回数を数えることによって放射線の強さ(放射線の個数)を測定することができます。γ線及びβ線の測定に用いられます。感度はよいが、エネルギーによって放射性物質を弁別することはできません。

 

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