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補足説明:(3)ミルキング操作

長い半減期をもつ親核種(例えばストロンチウム90)から短寿命の子孫核種(イットリウム90)をくり返し分離・抽出する操作をミルキング操作といいます。
親核種から子孫核種を分離しても、親核種から再び子孫核種が生成されるので、適当な時間(子孫核種の半減期の数倍の時間)経てば何回でもくり返し子孫核種を分離・抽出することができます。
この操作は、乳牛から時間を経てくり返しミルクを搾り取るのと同様な操作であるところから、ミルキングと呼ばれます。
ミルキングを行うには、親核種の半減期が子孫核種の半減期にくらべて長いことが必要です。